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まめ知識

2液型接着剤の調合

最近の接着剤は高性能のものが多くなってきた。それに伴い木工ボンドのように1液の接着剤でなく2液の接着剤が増えてきている。
エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、反応性アクリル樹脂等用途に合わせさまざまな形態の接着剤があり、何をどう選んだらいいのか専門家でも迷う場合がある。中でも2液型は調合が必要になってくる。
決められたように調合しないと硬化不良の原因にもなるので注意を要する。
一般に「主剤」と「硬化剤」と分かれているが、硬化剤と名前がついているから量が多いほど硬化が速くなるのだと誤った考えをして失敗する例が多い。
硬化剤を多く添加すると速く硬化したり、硬くなったりするものではなく、反応に余った未反応の硬化剤が可塑剤的に働いて、柔らかくなるとか、材料に浸透して汚染したりして本来の硬化物性とはかけ離れた特性を持ち、接着剤としての機能を発揮しないこともある。
「主剤」と「硬化剤」の比率は接着剤によって異なるが、2液型の接着剤の場合は必ず調合比率が書かれており、その比率を守らないと正常な硬化が得られないと解釈したほうが良い。
1対1の場合は目分量で調合することが多いが、この場合でも本来は秤できちんと計量したほうがいいことはいうまでもない。また、下地及び被着材の上で調合するのを見かけたことがあるが、これは絶対してはいけない。一方の液が浸透したら接着しなくなってしまう恐れがある。
粘度が硬いといって塗料の希釈液などを調合している例も見かけた事があるが、これも絶対行なってはいけない。接着剤の種類によっては、硬化しなくなる場合もある。
過去に見かけたことがあるが、混合しないで1液ずつ使用されていた現場があった。この様な使い方では絶対に硬化しないのでくれぐれもご注意を!!。

水と油の分離の図
主剤と硬化剤は指定された
比率で計量します
石けん(界面活性剤)を加えた図
主剤と硬化剤をよく混ぜます
混ぜ方が不充分の場合は硬化不良を起こす危険性があります
機械的にかき混ぜまる図
材料の上で混合すると汚染
の危険があります
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