環境への取り組み

環境方針

  • 製造工程からお客様がご使用・廃棄されるまでの工程で省エネルギー、省資源に努めます。
  • 環境保全のため継続的改善により企業活動と地球環境保護の両立に努めます。
  • 当社の環境側面にかかわる環境関連法規制、条例、協定、及びその他の要求事項を遵守します。
  • 環境汚染の防止、環境保全に関する教育を実施し、この環境方針を全従業員に周知します。
  • この環境方針は当社ホームページに公開します。

グローバル・グリーンプロジェクト
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新GGマークの表示基準

当社では 1990年代から環境対応接着剤の開発に取り組んでいます。
これは、日本の住宅では居住の快適さを追求した結果、高気密化や高断熱化が進み、換気不足の影響もあり、建材などから発生する揮発性有機化合物(VOC)の影響を受けやすくなりました。
シックハウス症候群の大きな要因であるVOCの低減は業界に課せられた重要課題となっています。
1996年に発足した産学官からなる研究団体「健康住宅研究会」に当社は参画し、また1999年には、社内にグローバル・グリーン(GG)プロジェクトを発足させ、環境に関わる厳しい製品基準を独自に設け、条件を満たす製品のみにGGマークを表示する取り組みで、業界に先駆けて環境対応接着剤を市場に投入してまいりました。
そして、2006年には従来のGGよりも製品基準をさらに厳しくした「新 GG」基準を次のように設定いたしました。

  • 厚生労働省提示の11物質に対して、チャンバーでの測定濃度が指針値以下であること
  • 総揮発性有機化合物(TVOC)が400μg/m3以下であること
  • 6物質(アスベスト、塩素系溶剤、第一種有機溶剤、クロルピリホス、ダイアジノン、フェノブカルブ)を含まないこと
  • 悪臭物質(1993年指定22物質)を含まないこと
  • 溶剤を使用しないことが原則であり、あえて表記しない
グローバル・グリーンマーク
グローバル・グリーンマーク

CO2削減に向けた取り組み

CO2排出量の推移

廃棄物のリサイクル対策

循環型社会を構築するため、事業活動に伴い発生する廃棄物の排出量をできる限り抑制するとともに、リサイクルを推進し、処分量(非再資源化廃棄物)の削減に取り組んでいます。

環境負荷の少ない、製品・工法の開発及び販売

製品や接着工法の開発において、環境負荷を減少させる取り組みを行っております。
具体的には安定した接着性を維持しつつ、塗布量が少なく済む接着剤開発や従来工法から接着工法へ変更する事により輸送から施工までトータルでCO2削減を行うなど、より環境に配慮した製品開発や工法の提供に努めてまいります。

省エネルギー対策

地球環境に大きな影響を与える温暖化を防ぎ、脱炭素社会を実現するために、事業活動のあらゆる段階において省エネルギーに努めてまいります。太陽光発電設備の導入や省エネ性能を持つ設備導入・更新のほか、照明(水銀灯・蛍光灯)のLED化、社用車のエコカー切り替えなど、省エネ化と再生可能エネルギー活用を推進していきます。

当社では、このような取り組みを通じ、SDGsの目標達成に貢献してまいります。