伊勢湾台風(34年9月26日)
- 伊勢湾台風被害の様子
伊勢湾台風では熱田にあった当社も直撃を受けて屋根は吹っ飛び、塩水は1週間も引かず、機械は水浸し生産が10日間完全にストップ、製品の80%がダメになり、残りの製品も工場まで車が入れず20kgの袋や20kg缶などを背負って500m先まで運びださなければならなかった。
社長以下従業員総勢12名必死の復旧作業を続け2週間後に生産再開にこぎつけた。
大きなダメ-ジを受けながら納期の遅れを最小限に食い止め、支払も遅らせることなくこの難局をのりきったことが、信用を得ることにつながった。
社内誌「社内ニュース」の創刊
この1年後、僅かな社員ながらも社内誌を創刊する機運が高まり、「社内ニュース」の創刊となった。 当時の内容は会社の経営目標、会議議事録、売上目標なども掲載され社外秘の扱いであった。 当時は何から何まで手創りで、印刷は謄写版を使用した「ガリ版」印刷であった。表紙のタイルメントのロゴ、マークの白抜き文字などとあいまって文章の中にはイラストが上手く配置されており、苦労の跡がうかがえる。
「タイルメント50年の歩み」に掲載されていない「社内ニュース No1号」から抜粋して一部を紹介する。(文章どうりに記載)
- 第1回
- タイルメント誕生
- 第2回
- >社内誌誕生
- 第3回
- 名古屋工場完成
- 第4回
- 技術研究所完成
- 第5回
- 大垣工場完成
- 第6回
- 大垣工場に集約・増強
- 第7回
- お稲荷さん
- 第8回
- 新しい波を乗り越えて
- 第9回
- 新時代への挑戦 社会との共生
- 第10回
- ISOへの取組み
- 第11回
- コンピュータ への取組み
- 第12回
- 年表
